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デルタ航空、シートを5カテゴリーに再編。エコノミークラス「デルタ・メイン」は3つの運賃クラスに

2025年5月20日(現地時間)発表
デルタ航空は10月1日から機内プロダクトを細分化、名称も一新する

 デルタ航空は5月20日(現地時間)、機内プロダクトを再編すると発表した。

 新しい機内プロダクトは「デルタ・メイン」(旧メインキャビン:エコノミークラス)、「デルタ・コンフォート」(旧デルタ コンフォートプラス:広めのエコノミークラス)、「デルタ・ファースト」(旧ファーストクラス)、「デルタ・プレミアムセレクト」(プレミアムエコノミー)、「デルタ・ワン」(ビジネスクラス)の5つで、10月1日搭乗分から適用する。

 また、デルタ・メインはサービス内容に応じてベーシック、クラシック、エクストラに分かれる。ベーシックが同社の最安値運賃で、従来のベーシックエコノミーの運賃クラスに相当する。

 デルタ・メイン ベーシックでは、座席指定はチェックイン後のみとなり搭乗の順番もゾーン8に制限されるほか、マイルやメダリオン会員資格取得必要ドル(MQD)を獲得できず、キャンセル時の払い戻しにeクレジットへの変換手数料がかかる。

 クラシックではマイル(1ドルにつき5マイル・税別)やMQDを獲得でき、キャンセル時は手数料なしでeクレジットに変換されるほか、当日スタンバイ可能で座席指定もでき、搭乗の順番もゾーン6または7に優遇される。

 エクストラではマイル獲得量が1ドルにつき7マイル(税・手数料別)になるほか、キャンセル時は支払い方法に応じた払い戻しを受けられる。クラシックと同様に当日スタンバイ可能で、ゾーン5での搭乗が可能。

 加えてデルタ・コンフォート、デルタ・プレミアムセレクト、デルタ・ワンでも、それぞれクラシックとエクストラの2段階のオプションを用意する。

 同社のWebサイトや公式アプリ「Fly Delta(フライ・デルタ)」では、各運賃クラスの内容の確認や比較が行なえる。

デルタ・メイン ベーシック、クラシック、エクストラの運賃や内容を比較
5つのカテゴリーに再編した